そもそも友情結婚って何?
友情結婚とは、恋愛感情や性的関係を持たない二人が、お互いの合意と信頼をベースに結婚すること。詳しくは「友情結婚とは?メリット・デメリット・向いている人を徹底解説」をご覧ください。
「え、それって成り立つの?」と思うかもしれません。でも実際、LGBTQ当事者が社会的な承認や家族形成を求めて選ぶケースは少なくありません。友情結婚専門の結婚相談所によると、入会者の男性は約8割がゲイ、女性は約9割がアセクシャルまたはノンセクシャルとのこと。恋愛感情がなくても「この人と家族になりたい」という気持ちは、ちゃんと存在するんです。
気になる離婚率の話
正直に言うと、友情結婚の離婚率について公式な統計データは存在しません。
参考までに婚活業界でよく挙げられる数字を紹介しておくと、恋愛結婚の離婚率は約4割、お見合い結婚の離婚率は約1割と言われています(公式統計ではなく、結婚相談所などが過去の利用者を追跡して算出している数字なので、あくまで目安です)。
MITRAスタッフが知人・友人に限定して聞いた範囲では、友情結婚後の離婚率は60%、婚約破棄率は40%という結果でした。あくまで公式データではありませんが、「恋愛結婚より難しい面がある」というのは事実かもしれません。
なぜ友情結婚は破綻しやすいのか
離婚や破局に至る理由を整理すると、こんな感じです。
価値観・性格の不一致
「恋愛感情がないからこそ冷静に相手を選べる」と思いきや、実際に暮らし始めると「こんなはずじゃなかった」が出てくる。生活習慣の違いって、想像以上にストレスになります。
コミュニケーション不足
恋愛カップルと違って「好き」という感情で繋がっていない分、意識的にコミュニケーションを取らないと関係が希薄になりがち。「言わなくても分かるでしょ」は通用しません。
子どもに関する意見の相違
友情結婚を選ぶ人の中には「子どもがほしい」という動機の人も多い。でも、いざ子育ての方針を話し合うと、思わぬ溝が見つかることがあります。
外部パートナーの問題
友情結婚では、外部に恋愛パートナーを持つことをOKにするケースもあります。このルール決めがうまくいかなかった実例は「4ヶ月で離婚に至った友情結婚の話」で紹介しています。特にゲイやレズビアンの方は、結婚相手とは別に恋愛パートナーを持つことを前提としていることも珍しくありません。でも、そのルールがうまく機能しないと関係が壊れる原因に。「外部パートナーとの時間が増えすぎた」「ルールを破られた」というトラブルは実際によく聞きます。
お金の問題
金銭感覚の違いは、どんな結婚でもトラブルの元。友情結婚だから特別ということはないけれど、事前の擦り合わせが甘いとこじれやすい。お金の管理方法については「友情結婚のお金の管理」で具体的に解説しています。
DV・モラハラ
残念ながら、友情結婚だから安全とは限りません。パートナー選びは慎重に。
そもそも信頼関係が築けなかった
恋愛感情という「接着剤」がない分、信頼関係を一から構築する必要がある。これがうまくいかないと、結婚生活自体が成り立ちません。
円満に続けるための7つのコツ
友情結婚を長続きさせている人たちに共通するポイントをまとめました。
- 定期的に話し合う時間を作る
月に一度でもいいから「最近どう?」と座って話す時間を設ける。忙しいとつい後回しにしがちだけど、これが一番大事。コミュニケーションの取り方は「友情結婚のコミュニケーション術」も参考にしてみてください。
- 生活のルールは結婚前に決めておく
家事分担、お金の管理、生活リズム。曖昧にしたまま結婚すると後で揉めます。
- 本音を言える関係を作る
遠慮して言いたいことを飲み込んでいると、いつか爆発する。「ちょっと言いにくいんだけど…」が言える関係を目指しましょう。
- 相手の価値観を尊重する
自分と違う考え方を持っていても、否定しない。「そういう考え方もあるよね」と受け止められるかどうか。
- 決めたルールは守る
外部パートナーの有無、生活費の分担、報告の頻度。二人で決めたことを破ると、信頼が一気に崩れます。
- 過度な期待を持たない
「結婚したら幸せになれる」と思いすぎない。友情結婚は魔法じゃなくて、二人で作っていくもの。
- 問題が起きたら一緒に解決する
どちらかを責めるんじゃなくて、「どうしたら良くなるか」を一緒に考える。チームとしての意識を持てるかどうかがカギになります。
友情結婚は、恋愛結婚とは違う難しさがあります。でも、ちゃんと向き合えば長続きさせることは十分可能。「恋愛じゃないから楽」と思わないこと。むしろ、意識的に関係を育てていく姿勢が求められます。成功のコツは「実際に友情結婚した人が語る、MITRAで出会って結婚するまでのリアルな話」も参考にしてください。
婚活段階で要注意な「赤信号」チェックリスト
離婚・婚約破棄に至ったケースを振り返ると、婚活段階で違和感があったのに見て見ぬふりをしていた、というパターンがかなりあります。次の項目に複数当てはまる相手とは、結婚前にもう一度踏み込んだ話し合いをおすすめします。
- 価値観の話になると話題をそらす、または即答で「なんでもいいよ」と言う
- お金の話を「結婚してから決めよう」と先送りにしたがる
- 外での恋愛関係についてルール化を嫌がる
- 家族・親族に友情結婚であることを隠す前提で話を進める
- こちらの意見を否定する言い方が目立つ(「それは違うよね」が口癖)
- 生活リズムや仕事の事情を質問すると「そこまで聞く?」と不機嫌になる
どれか1つでも、「まあいいか」で流さずに、その場で質問を重ねてみてください。そこで丁寧に説明してくれる人なら問題なし。明確に逃げる人は、結婚後に同じ話題でもっと大きくこじれる可能性が高いです。
婚活アプリで受け身にならない姿勢の記事でも触れていますが、聞きにくいことほど先に聞いた人が、結果的に長続きする相手と出会っています。
友情結婚についてもっと知りたい方へ
友情結婚マッチングアプリ「MITRA」で、あなたらしいパートナーシップを見つけてみませんか。