マッチングアプリを開いては閉じ、また開いては閉じる。気づけばそんな日々を何ヶ月も繰り返していた、という経験はありませんか。一般的なマッチングアプリではなく、友情結婚に特化した無料アプリを試してみると、出会いの質が変わることがあります。
恋活や婚活を頑張っているのに、なかなか「この人だ」と思える相手に出会えない。会う人会う人、なんとなく違う気がする。でも何が違うのか、自分でもよくわからない。そんな状態が続くと、だんだん疲れてきますよね。
友情結婚を選んだ人の中には、恋活からシフトしてきた人が少なくありません。恋愛をやめたわけじゃなく、結婚に対する考え方を変えた、という感覚に近いみたいです。
恋愛と結婚を分けて考えてもいい
「好きな人と結婚する」というのが、世間一般の結婚観だと思います。恋愛の延長線上に結婚があって、好きな気持ちがあるから一緒にいたいと思う。多くの人がそう信じています。
でも、この公式に当てはまらない人もいるんですよね。恋愛感情は湧くけれど、その相手と生活を共にしたいかというと、また別の話。ときめきと安心感は、必ずしもセットじゃない。
30代半ばのMさん(仮名)は、そんな違和感を長年抱えていたそうです。「付き合うまではすごく楽しいんです。でも、交際が始まると急にしんどくなる。相手のことは好きなのに、一緒にいると疲れてしまう」
恋愛関係特有の距離感が、Mさんには合わなかったのかもしれません。友情結婚という選択肢を知ったとき、「これだ」と思ったそうです。※プライバシーに配慮し、一部内容を変更しています。
恋活で見つからなかったもの
恋活で相手を探すとき、どうしても「ときめき」を基準にしてしまいがちです。第一印象でピンとくるか、話していて楽しいか、また会いたいと思えるか。
その基準で何十人と会って、誰にもピンとこなかったら。「自分が選り好みしすぎなのかな」と自己嫌悪に陥ることもあります。でも実は、探しているものが違っただけかもしれません。
友情結婚を選んだ人に話を聞くと、「ときめきより、価値観の一致を重視するようになった」という声をよく聞きます。友情結婚で大切にしたいパートナーの価値観についても、参考になると思います。アセクシャルの方に限らず、恋愛に疲れた人が友情結婚にたどり着くケースは増えています。お金の使い方、休日の過ごし方、将来の住む場所、子どものこと。恋愛だとなんとなく後回しにしがちな話題を、最初からテーブルに出して話し合う。そのほうが、自分に合う相手が見つかりやすかったという人は多いです。
期限を決めて決断した話
恋愛結婚から友情結婚にシフトするとき、多くの人がある種の「区切り」を設けています。
「1年間、本気で恋活して、いい人が見つからなかったら友情結婚に切り替えよう」。そう決めて行動した人もいます。期限があると、ダラダラ続けることがなくなるし、結果が出なくても「やり切った」と思えます。
年齢的なリミットを意識する人もいます。妊娠・出産を考えている場合は特に、「いつまでも待っていられない」という現実がある。30代以降の結婚の選択肢を整理してみると、自分に合う方向が見えやすくなるかもしれません。恋愛で運命の人を待つより、価値観の合う人と計画的に家族を作るほうが、自分の人生設計に合っている。そういう判断です。
これは妥協ではありません。優先順位を明確にした結果の、前向きな選択です。
友情結婚は「恋愛の敗北」じゃない
友情結婚を選んだというと、「恋愛できなかったからでしょ」と言われることがあるみたいです。
でも実際は、恋愛を経験した上で、別の形を選んでいる人が多い。恋愛ができないんじゃなくて、恋愛を結婚に持ち込みたくない。そういう選択もあります。
恋愛は恋愛として楽しんで、結婚生活は価値観の合うパートナーと築く。その二つを分けて考えることで、どちらも手に入れている人もいます。
もちろん、友情結婚にもいろんな形があります。外に恋人を作っていいカップルもいれば、お互いに誰とも付き合わないと決めているカップルもいる。二人の間で合意が取れていること、それが一番大切です。
シフトして良かったこと、難しかったこと
恋活から友情結婚にシフトした人に、変化を聞いてみると、だいたいこんな答えが返ってきます。
良かったこととして多いのは、「プレッシャーから解放された」という声。恋愛しなきゃ、好きにならなきゃ、という焦りがなくなって、相手と向き合うことに集中できるようになったそうです。条件面の話も最初からオープンにできるので、「言い出しづらかったことが言える」という安心感もあります。
難しいのは周囲への説明。「え、好きじゃない人と結婚するの?」という反応は避けられません。いちいち説明するのが面倒で、普通の結婚として通している人も多いです。理解してもらえなくても、自分たちが納得していればいい。そう割り切れるかどうかが、友情結婚を続けるコツかもしれません。
恋活に疲れたら、立ち止まってみてもいい
今、恋活や婚活で消耗しているなら、一度立ち止まって考えてみるのもありだと思います。
本当に恋愛結婚がしたいのか。それとも、パートナーと安定した生活を送りたいのか。その二つは、似ているようで違います。後者だけが目的なら、友情結婚という選択肢があることを知っておいても損はありません。
「恋愛しなきゃ」という呪縛から自由になると、意外と気持ちが楽になることがあります。もちろん、恋愛結婚を目指し続けるのも全然アリ。どちらを選んでも、自分の人生です。
疲れたときは休んで、また歩き出せばいい。焦らなくても、あなたに合う形は必ず見つかります。




